星輝く空



35







※これより数話R-18です。暴力的表現もありますので苦手な人は避けてください。











自由にできない。
視界が滲み、ひたすら揺られている。
痛い。体も心も。
お願いだから助けて。もういやだ。


涙を拭うこともできない、ヘンな声も止められない、腰が揺れるのも止められない、嫌なのに、なのにこんなにも………


「おっ、すばるもキモチヨクなってきたぁ?腰、揺れてるし…エロい顔してる。ふふ。ねえ、キモチイイ?…ちゃんと答えないとおしおきだよ。」






「…あ……ああっ………き、きもちいい……ですっ…あ!」


「ふーん。…そっ、か。ね、もっとシテ欲しい?」





「あ、あ!…も、もっと……もっとして、あ!ほしっ……。」





嫌な音が部屋いっぱいに広がっている。
嫌な空気、嫌な音、嫌な言葉、嫌な視線。
誰も僕を助けない。僕はどうなる…?
今すぐ心臓を握りつぶしたい衝動に駆られる。
嫌だと思って……



「今更嫌とか言わないよな…?なあ、すばる。お前、こんなに淫乱なのにさ…。」


ぐちょぐちょの僕はもう思考も混濁してただ時間が過ぎるのを待つ。










「ほらっ!!全部飲めよ!」
「あ、ああああああああああああああ!!!!!」


キモチワルイ。
タスケテ。イヤナンダ。













「ふー。思った以上だったぜ、すばる。セイに言いたかったら言えばいい。オレに突っ込まれてひーひー言ってました、 セイにも突っ込んでほしいですってでも言えばいいんじゃねぇ?ひゃははは!!明日もかわいがってやるから逃げるなよ。 淫乱なすばるは明日も明後日も毎日オレにたくさん犯されたいんだろ?突っ込まれてキモチヨクなりたいだろ?」


ぼおっとした頭ではシュウが何を言っているのか半分も理解できない。問われるままに頷く。


「…ちっ!頷いたこと忘れんなよ。」


予告なしに貫かれる。


「…ぁ。」






衝撃と振動。
僕は狂ってしまいたかった。





















セイが帰る時間まで僕はそこでぐったりしていた。
何も考えたくなかった。
無かったことにしたかった。
けど、明日もこの地獄のような時がやってくる。
一応片付けはした。
いつもセイと寝るベッドで僕たちはあんなことをしてしまった。
心地よいはずのベッドは今やあのことを思い出す場所でしかない。


「どうしよ…。」





セイに助けを求めることも考えた。けど、シュウとしたことを言うことになるから…どうしても切り出せそうになかった。 セイには嫌われたくなかった。淫乱めってシュウに何度も言われるうちに僕がどんどんそうなっていくんじゃないかと思ってすごく怖かった。 セイと、セイと暮らしていたあの穏やかな日々を僕のせいで壊すことなんてしたくなかった。セイに同情されるのも捨てられるのも嫌だった。 それなら、この状況がセイに伝わらない方がいいって僕は思ったんだ。















だから僕は今日もシュウに犯されている。




「なぁ、すばる。お前さ…セイに言わなかったんだ。」


「言え、言えるわけ…あっ…ない、よぉ。」


「ふーん。」




冷めた目をして僕を犯す。
僕は揺られながらやめてと懇願する。そんなことをしてもどうせやめてはくれないだろうけれど。 けど、そんな小さな抵抗さえしなければ僕がこの状況を自分から受け入れているようで……それだけは否定したくて、叫ぶ。




「あああ!!あ、あ、あ、あ……っ!やめっ!いやぁ…しゅううう…もう…あああああああ!あっ!む、りぃ!」




涙が止まらない。
いや、いや、いや、いや、いやなの、いやあ、いや、いや。たすけて。




「せ、せぇええいい!!!うんんんんんんんんん!!!!!」


「あ。」


僕の上に圧し掛かるシュウの表情が無い。


「あ、いや…ごめっ………がっ!!ぐぇ、はっ、ああああ。」


力任せに殴られた。
その後、ぱちーん!と大きな音が部屋に響いて僕は呻いた。


「すばるは悪い子だね。」


そう言って何度も何度も僕のお尻を叩いた。
泣いて懇願すればシュウは僕を縛ってたくさん犯した。ぐちょぐちょのどろどろになっても僕を犯して僕が失神したのでいつの間にか終わっていた。


明日もこんな日なのだろうか…。
胸が苦しい。




























…ごめんなさい(´・ω・`)


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