星輝く空



37






※次話までR-18です。暴力的表現もありますので苦手な人は避けてください。









「あああああ……しゅううぅ…はぁっ…しゅぅ…。」




シュウは乱暴にビンを引き抜くといきなり入ってきた。
中にある異物がさらに奥へと進む。僕の中を全部シュウで満たされているような…そんな感覚に酔いしれる。


「あっ、は…あ、あん!……っ、…んぅ!んあ!!あああ!はあ!しゅうう!!あっ……あ……あ…もっとお…」





「っく…ふはは。いい顔してるね…そんなにキモチイイ?」


シュウは僕を突き上げて聞く。
いやらしい音が部屋を満たす。僕の荒い息。艶やかな声。それすらも興奮を高めていくものにしかならなくて…僕は夢中で腰を振る。
ここがどこだとか、僕が何者であるかとか、セイのことも忘れてただ、快楽に没頭する。背筋を駆け抜ける快感に、大きな手がもたらす快感に酔う。





「…あ、しゅう!しゅう!いきそう!!」


霞んだ視界。絶頂を極めようとしたとき突然抜かれた。


「あ…?」


訳も分からずシュウを振り返ればキスをされる。べたべたになるまで唇を舐められてその後にひっくり返された。 脚の間にシュウが入り込み脚を閉じられないようにした。朦朧としている僕は自ら脚を大きく開いて腰を揺らす。 シュウを見上げて強請るとシュウは笑った。


「カワイイ。すばる…イイコ。でも、まだおあずけだよ。ふふふ。」


「???」





シュウはいったんベッドを降りて何かを持って来た。
手に握られていたものは紐。僕はそれをただぼーっと眺める。
シュウはすばやく紐を前に巻きつける。きつく、食い込むほどに締められたせいで僕は解放することができなくなった。 蝶々結びにする手の動きに見蕩れていた僕はそのことに気づくこともなく腰を揺する。


「しゅぅ…。」


甘い吐息で強請れば望んだものが与えられる。
僕は頭を振り乱して快楽に酔う。










僕が何をしているのかなんて関係なかった。






「んああああああ!!!!もっ……いくぅうううう!!!あ、あああ、あんんんんん!!!!!!…………はぁ、んふぅ… あ、ああ、あ、あ、ああああ。しゅ、ど…なに…これぇ!!あん!も、うごかないでぇ!!!いくっ! まだイってるのにイクぅうううううう!!!!!!」





真っ白に染まる。













ああ、なんて僕は馬鹿なことをしているんだろう。
頭の片隅で聞こえる声も小さい。
理性なんて吹っ飛んで腰を振って。
こんな……こんな姿、セイには見られたくない…。
お願いだから、まだ、お願い…。











「どう?すばるイキっぱなしだけど?」


「あ、ん。きもちぃ。んん!いやぁ…もっとおくぅ…。」


シュウの低い声が僕を嗤う。
シュウが僕を乱していく。
シュウが、シュウが、シュウが…しゅうが……。


「ぅんんんんん!!!!!!」


絶頂をむかえて背を反らす。
見開いた目に映ったのは。













セイだった。





























セイようやく登場しました。


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